



















【Burgun Schverer & Co】 マイゼンタールの大銘品 ビュルグン・シュヴェレール社 花文花瓶
¥300,000 税込
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エミールガレを育てたとされるマイゼンタールのビュルグン・シュヴェレール社。1834年にはメッスで行われた美術・産業博覧会で第1位を受賞するほどの銘工房でございます。サントリー美術館に収蔵されている作品もあり、その技術の高さは作品を見るに明らか。工房はガレの父親と密接な関係にあり、その縁もあってガレが経営を引き継ぐまでこの地で技術の習得をしたとされています。
フランスのアルザス・ロレーヌ地方は資源に恵まれ、ガラス製作に適した地でありました。
多くの名だたるガラスメーカー(Saint Louis,Lalique,Muller等)も工場を構えていたほどですが、その中でも特にマイゼンタールは注目すべき地であります。この地に設立したビュルグン・シュヴェレール社は、1800年代にガラス工芸業界を大きく発展させます。その背景には工房の責任者でもあったデジレクリスチャン(Desire Christian)の力も大きく関わっており、ガレと協力してエナメル彩やエッチングを使用した作品を数多く生み出しました。
当作品ですが、表面は被せガラスにエッチングを使用し立体的に花を描いています。それに加えて、槌目を思わせる【マルトレ技法】を部分的に使用。
底面には金によってロレーヌ十字とアザミを取り入れたサインが描かれており、その他のサインと比較しても非常に細かく芸術的です。(こちらは1895~1903年の時期に使用されていたサインとされています。)
ガレが学んだ銘工房だけあり、溢れんばかりの技術の高さが見られますね。
色や金彩の使い方、大きさもほぼ同一でございますが、今作品に関しても、実物を見るとやはりそれだけの価値を感じさせます。
【寸法】
高さ 約18㎝
胴最大幅 約9㎝
【状態】
経年に伴う擦れ等はございますが、致命的な傷は見られません。(欠け、割れ、修復跡などはございません。)
数か所気泡のような跡が見られ、窪みとなっておりますが製作工程でできたものと思われるためほぼ完品レベルかと思います。
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